人が勉強をする時

ふと頭の中に湧き上がってきたので文章にしてみます。


最初に結論を書くと、しなければならないと思うから勉強をするのです。
そんなことキリっと言われても当たり前の事じゃんと笑われそうですが(笑)
でも自分が生きてきた今までの事を思い返すと、意外とこれを認識出来てる人って少ないのではないのかなと。
言われれば誰でも分かると思うんです。
この先自分がどうなりたくて、何が必要だからこれを勉強する。学ぶ。
至って単純なプロセスです。
だから人を勉強するように仕向けるのはそんな難しくないんです。
どうしてもやらなければならない理由・目標を見つけさせればいいだけですから。
そうすれば自ずと取捨選択もできるようになります。
受験シーズンの学生がそうです。特に大学受験ですね。
その時になると彼ら/彼女らは大学に行く気があれば、ほっといても勝手に勉強します。
何をすべきかも自分から調査し判断します。


と、言うように必要に迫られれば誰だって勉強するんです。
さらに学ぶということの範囲を少し広げてみると、それが嫌いな人間がいないことが分かります。
ゲームをやるにしても操作方法を学ぶ必要がありますし、最速クリアなどをするにはゲーム全体を通してどのように動くべきかをトライアンドエラーをして学んでいく必要があります。
スポーツにしても同じです。どうすればうまくなるのか学んで実践していかなければなりません。
パソコンを使うならその操作についても学ぶ必要があります。


ついでに言うと昨今話題の学生の学力問題を本気で解決するのなら、教える内容がどうこうよりも将来の目標とそれに向かうためのロードマップの設定にまず取り組んで行くべきではと思うわけです。
内容を高度にすることで勝手に叩き込まれる知識のレベルは上がりますが、そういうやり方では大半は大人になってから外国勢に負け、生き残るのはそれをより早い段階から意識することのできた者か、一部の天才だけとなっちゃいます。