project.vimを使ってみた
vimにプロジェクト管理機能を追加するプラグイン「project.vim」を導入してみました。
インストール
- http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=69からダウンロード。
- ダウンロードしたファイルを展開し、展開されたplugin・docディレクトリを~/.vimに移動。
- vimを起動して「:helptags ~/.vim/doc」と入力。
- 終わり。
使い方
:Project [プロジェクトファイル名] と入力すると指定したプロジェクトファイルを開いてProject.vimが起動します。
指定したプロジェクトファイルが存在しない場合には新規作成されます。
プロジェクトファイルを開くと画面が左右に分割されます。
左側がプロジェクト管理ウィンドウ、右側がファイル編集ウィンドウになります。
プロジェクト管理のための様々な設定は、プロジェクト管理ウィンドウに決められた書式で記述することで行うことが出来ます。
設定次第ではファイル編集ウィンドウ側で編集を行う際に、自動でカレントディレクトリを現在のディレクトリから変更することが出来ます。
詳しくはヘルプを参照してください。:help projectで開きます。
なお、分割された左右のウィンドウは「C-w h」と「C-w l」で行き来できます。
プロジェクトファイルを新規作成した後に\cと入力するとプロジェクトファイルの初期設定をインタラクティブに行えます。
入力を促されるのは以下の情報です。
- プロジェクト名
- 管理対象ディレクトリへの絶対パス
- ファイル編集時のカレントディレクトリ。例えば「.」を指定すると管理対象ディレクトリがカレントディレクトリになります。
- ファイルフィルタ。例えば*.cpp で拡張子がcppのファイルのみ管理対象にします。
設定方法がよく分からないうちは、\cを用いてプロジェクトファイルの初期設定を行うと楽でしょう。
プロジェクト内のファイル一覧からファイルを開くには、プロジェクトウィンドウで表示されているファイル名の所でリターンキーを押せば右側のファイル編集ウィンドウにオープンされます。
プロジェクトに新しいファイルを追加したくなった時は、ファイル名が列記されている部分に追加したいファイル名を記述します。
ファイルを新規作成して追加する際は上記方法で追加したのち、オープンして:wすれば出来ます。
既存のファイルを他のディレクトリから移動してきた場合などでは、ファイル名が列記されている所で\rと入力すれば自動で追加されます。
ちょっと編集ファイルを切り替えるのが面倒かもしれません。
きっと何かサッと切り替えられる方法があるんでしょうけど、どうやるのか今のところ分からず。