人の伸ばし方

とにかく褒める。
出来たら褒める。
出来なかったらもう一回やってみようと声を掛ける。
それでも出来なかったらやり方を変えてみようと声を掛ける。
それで出来たら褒める。


そうしてるうちに、そいつは自分は出来るんだと錯覚し、その錯覚が一定のラインを越えると自分であれこれ模索し始めるようになる。
自分であれこれ模索し考え始めるようになったら、そこから爆発的に能力が伸びる可能性が出てくる。


でも天狗になっていたら叱らないとダメ。
天狗になってしまったらそこから伸びようとしないから、まだまだあんたの上には十分伸びれるスペースがあるよ。
伸びないともったいないよと伝える必要がある。
これで改まらなかったら仕方ない。そいつはそこまでだ。


最悪なのは最初から叱って伸ばそうとすること。
叱って伸びるのは既に自分でその分野について考える力を持っていて、なおかつそれなりに自信と実力を持っている場合。
この場合は伸びる為に出来ない事を見える化する必要があるので、叱られることで自分の欠点が見えるようにして貰った方が効率がいい事が多い。
逆に出来ない事より出来る事が何のか探している段階で叱っても、大半が出来ない事なので叱られて当然である。
またこの段階から叱ってばかりだと、自分は出来ないというネガティブイメージを刷り込んでしまい、本当に出来ないままになってしまう恐れがある。


周りの人や自分にはポジティブな言葉だけを発するようにしよう。
周りの人や自分が何かを達成したら、褒め言葉を掛けてあげよう。
それだけで世界は変わる。