Visual Studio 2008 で Qt を利用できるようにする。

Linux版しか使った事なかったので、Windows用に関してのメモ。
TrolltechからそのまんまWindows用のバイナリを落としてくると、MinGW用なのでVisual Studioでは使えないそうな。
で、Visual Studioで利用できるようにするためには自分でソースからビルドする必要があります。

  1. Windows用Qtのソースパッケージを落として展開しておきます。
  2. VS用コンソールを起動。
  3. 環境変数QMAKESPECに win32-msvc2008 を設定。
  4. 環境変数PATHに、(1)で展開したフォルダ内のbinフォルダへのパスを追加します。
  5. (1)で展開したフォルダ内にあるconfigure.exeを-hオプションをつけて実行。利用出来るオプション引数を確認します。
  6. 必要なオプションを指定してconfigure.exeを実行。例えば、configure -debug-and-release -D _CRT_SECURE_NO_WARNINGS
  7. しばらく待ちます。
  8. configureが終了したらnmakeを実行。
  9. 2時間くらい待ちます。
  10. nmakeが終了したらビルド終了です。(1)で展開したフォルダ内のbin,include,libにバイナリが入っています。